【水星逆行2025】11月10日から11月30日は、内面を見つめることで進化する時間

もうすぐ2025年3回目の水星逆行がスタート。今回の水星逆行期間は11月10日から11月30日まで続きます。
星占いについて初心者にもわかりやすく発信されている深井香織さんに、この期間に気をつけたいことや水星星座別のアドバイスを教えていただきました。
目次
はじめに
星読みの深井です。
今回も水星逆行についてです!
2025年最後の、今年3回目の水星逆行がスタートします。
今回は、11月10日〜11月30日までが逆行期間です。
水星逆行というと「交通機関のトラブル」や「通信障害」などネガティブな印象が強いかもしれませんが、見直しや再考、熟考もしっかりできる期間でもあります。
で、今回水星は、射手座から蠍座の間を戻ります。
どちらの星座も「深掘り」や「探究」が好きなタイプなので、今回の逆行期間では、特に自分の内面の深掘り、思考の癖や過去の対話・情報・判断を見直すことに焦点が当たりそうです。

その前に改めて水星逆行期間の基本について振り返りましょう。
水星逆行ってどんなもの?
地球から見たときに、水星があたかも逆方向に動いているように見える現象のことです(実際に逆走しているわけではなく、見かけ上の動き)。
この期間は、占星術では「通信・交通・情報・言語・思考・契約・スケジュール」など、水星が象徴することが停滞や混乱しやすくなるといわれています。
水星逆行期間に起きやすいこと
- メールの誤送信・未達、書類のミス
- 約束のすれ違い、予定の変更・キャンセル
- 電車や飛行機の遅延・交通トラブル
- 電話、ネットなど電波、通信などの不具合
- 人間関係での誤解、言葉の行き違い
- 過去の人との再会、懐かしい連絡がくる
- 昔のアイデア・記憶・課題が“再浮上”する

逆行中は新しいことを始めるのがいけないワケはないのですが、勢いに乗れなかったりするので、再度見直す・再確認する・一度止まって整えるといった行動の方が良いとされています。
水星逆行は決して「悪い時期」ではないのです。
思考を整理したり、忘れていた大事なことを拾い直す良い機会でもあります。
- 一度やめたり、休止していたことを再開する
- 最近交流が途絶えていた人に、久しぶりに連絡をとってみる
- 言えなかった本音を改めて伝える
- 自分の思考パターンを見直す
などにはとても良い期間にもなっています。
今回の水星逆行期間の特徴について
今回の水星逆行は、11月10日の早朝、4時過ぎにスタートして、終了するのは、11月30日の夜中の2時40分ごろになります。
射手座から逆行が始まって、蠍座まで戻ります。
約20日ほどが水星逆行期間となりますが、逆行期間の前半は特に、水星が影響を持つ、言葉・思考・情報・学び・移動期間、通信系などに対して、トラブルや誤解、判断ミスなどが起こりやすくなります。
混乱やトラブルだけではなくて、昔の人との再会や、過去の出来事の再燃、深い内観ができますが、思考の整理がしづらいのも事実。
前半の11月10日〜11月18日までは、射手座を逆行し、火星の影響をずっと受けているのでアクシデントや言葉でのトラブルに注意したい期間です。
決断力や行動力は高まるのですが、その分やり過ぎ注意で、アツくなりすぎて言いすぎてしまうとか、ストレートに言い過ぎて場の空気が殺伐とするなども起こりやすくなります。
また、働きすぎる傾向もあるので、その辺りを意識して過ごすと良いでしょう。

過去に伝えられなかったことを再度伝えるような流れになることや、古い思考パターンの再浮上などもありそうです。
全体的に今回の逆行期間は、身体にもメンタル的にも無理をしすぎた上でのトラブルが起こりやすくなっているので、気を付けたいところです。
水星逆行のサビアンによるテーマ
逆行の始まりと終わりの星座の度数からみたテーマを、もう少し詳しくみていきましょう。
逆行開始時:射手座7度「内部で形成されている岩やモノ」
今回逆行が開始するのは、射手座の7°。
サビアンシンボルは、「内部で形成されている岩やモノ」地球の内部で形成されている元素という解釈もある場所です。
これは、内面で起こる、大きな変化を象徴しています。

水星は思考も支配しているので、内観や見直しをすることで新しい可能性に気づけるし、自分の考え方の変化を促すこともできる期間です。
また、ハッキリとは言葉や行動に表せなくても、確実に自分の中での考え方が変わっていく、そしてそれに気づくことができます。
もしかしたら、違和感を感じる中で、そのまま進むことができなくなることもあるかもしれませんが、むしろ停滞感が新しい可能性の兆しになるのかもしれませんね。
進めなくなった時には、新しい方向や別のやり方も取り入れてみると逆行明けがスムーズにいきそうです。
逆行終了時:蠍座21度「任務に反抗する兵士」
そして、逆行は蠍座の21°まで戻り、終了します。
こちらのサビアンシンボルは、「任務に反抗する兵士」で、これは自分の内面の声や信念を象徴する場所です。
「義務やモラルよりも、自分の中にある気持ち、理想を形にしようと行動する」という意味があるので、停滞やトラブルによって「やらなければいけないこと」が滞る時。自分のやりたいことを再確認してみると良い期間ですね。
スタートと終了のそれぞれの意味をみてみても、「自分の内面」を見直すには最適な期間のようです。
特に、水星の象徴する「言葉や発信、考え方」において
- 本音を飲み込んでいないか?ちゃんと伝えられているか?
- 伝え方や伝えるタイミングが適切か?
- 考えすぎて言えなかった・動けなかったことは?
- 以前とは考え方が変わっていてもよいこととは?
- 自分に嘘をついていた部分とは?素直に受け入れられている?
など、この期間に確認してみるとたくさんの気づきがありそうです。
停滞感や、トラブルがあってなぜか進まない!って感じる時には、自分の内面、気持ちを見つめてみてください。

昨年の3回目の水星逆行は、11月26日〜12月15日まででした。
ちょうど1年ほど前のこの頃はどんなことで立ち止まっていたのか、何に悩んでいたのか?などを振り返ってみても面白い気づきがあるかもしれません。
立ち止まって進んでいないように思えても、昨年から進歩している自分に気づけそうですね。
水星星座別の見直しポイント
ここで、水星星座別による、今回の逆行期間の見直しポイントをお伝えしておきます。自分の水星星座をご存知ない方は、次のフォームで調べられます。
Check!
あなたの水星星座は?
生年月日を入力してください
hh:mmより前の生まれの場合
水星星座は
山羊座です
hh:mmより前の生まれの場合
水星星座は
山羊座です
牡羊座つい反射的に話していない?立ち止まることを意識して。
牡牛座固定観念に縛られていない?柔軟さを取り入れて。
双子座情報が多すぎて迷ってない?選ぶ力を養って。
蟹座気持ちを守りすぎて言えていないことはない?素直に外へ出してみて。
獅子座プライドが邪魔していない?本音を表現してみて。
乙女座正しさや完璧さにこだわりすぎていない?少しゆるめてみて。
天秤座周りに合わせすぎていない?自分の意見を優先して。
蠍座本音を隠し過ぎていない?気持ちを柔らかく外に出して。
射手座ストレートに言いすぎて押しつけになっていない?伝え方を工夫して。
山羊座評価や成果を気にしすぎていない?本当にやりたいことを確認して。
水瓶座客観視しすぎて自分の気持ちや意志を放置していない?感じる気持ちを大事にして。
魚座優しさで曖昧にしていない?言葉で境界線を引いてみて。
まとめ「内面を見つめ直す機会に」
「見えない変化は、内側から始まる」
今回の水星逆行は、目に見えるトラブルよりも、思考のクセや言葉の習慣、本音をどこかに置いてきてしまった感覚に気づくための時間かもしれません。
言葉にすること、伝えることは、自分を知ることにもつながっています。

今年3回目となるこの水星逆行は、リスタートのための棚卸しをするチャンスでもあります。
逆行が明けた時、きっとスッキリした気持ちで前に進んでいけるはずです。
次の水星逆行はいつ?
























